サービス残業をなくそう

サービス残業は「サービス残業をなくそう」の残業手当がつかない管理職

管理職と残業手当

管理職になると残業代がつかないと思われている人は多いです。昇進して管理職になったら残業代がつかなくなったので給料が減ってしまったというケースもあるでしょう。民間調査機関が調べた結果によると残業代が不支給の割合は、課長代理で51%、課長が89%、部長になると95%でした。そのような会社では管理職であれば残業してもサービス残業となってしまいますが、管理職には残業代は支払われないので仕方がないと思っている人も多いでしょう。管理職であれば残業手当はつかないのが普通だという考えが広まっていて、不満に思いながらも諦めている人も多いかもしれません。

管理職と管理監督者の違い

労働基準法では管理監督者に残業手当を支払うよう義務づけられていません。この管理監督者と管理職が混同されてしまっているために、管理職には残業手当が支払われないと思われていることが多いのです。労働基準法での管理監督者とは管理職という意味とは違い、役職がついているから管理監督者というわけではありません。管理監督者の定義は経営や労務管理に関する権限を持ち、自己の出退勤に関し自由裁量があること、そして一般社員よりも賃金が優遇されていなくてはいけません。以上のように一般の社員とは明らかに違う権限や待遇がある人を管理監督者と呼びます。
そのような権限を持つ管理監督者ではないのに実際は残業代が支払われていないという人が多いです。管理監督者であるかどうかは役職がついているかということではなく管理監督者としての実態があるかどうかで判断されなくてはいけません。残業手当を支払わなくてよいようにむやみに社員に役職をつけた、名ばかり管理職は管理監督者とは違います。最近はこの名ばかり管理職が問題となっていて、裁判で残業代を支払うよう判決が下ったケースもありますね。会社側が社員を管理監督者にするにはこのような条件を満たさなくてはいけません。